記憶術と速憶術の違いとは

新日本速読研究会では、速読のテクニックをフル活用しての記憶術を、従来の記憶術とは全く異なっているので速憶術と呼ぶことにしています。

従来の記憶術というのは、 筆者の知る限りでは全部が清くすべき事柄をある特定のイメージとに直結させる

(ある概念からあるイメージを情景として脳裏に思い浮かべるか、あるイメージから末に結合する概念を思い起こすかの双方向である)

ことによって一発必中で覚えてしまうテクニックです。

こういった記憶術の筆者たちはイメージを脳裏に思い描くことは誰でもできると錯覚していますが、

それは自分ができたことは他人もできるという思い込みで、新日本速読研究会の情報収集力を駆使して調べた結果では、

記憶術として役立てられそうなイメージ力を持っている人は、日本人の場合せいぜい5%程度です。

例えばあなたは 道で誰かとすれ違って、後でそれが重大事件の犯人だと判明して、警察からモンタージュ写真の作成に協力を依頼され、力を出すことはできるのでしょうか?

すなわち道ですれ違った人物の 容姿を、しばらく時間が経過してから、 脳裏に鮮明に思い描くことができるのでしょうか ?

できないのであれば存在しないものをこじつけて脳裏にイメージするどころか、実在するものさえ回想できない理由であるから、あなたにはイメージ力がないということになります。

実はそのイメージ力の差によって読んだ本の内容を二度か三度の読み返しで覚えられる人、

10度も20度も読み返すなくては頭に入らない人、といった違いが出てくるのである。

後者の場合、速読法を身につけることによって多少は記憶力も強化されるが、 とうてい一発必中で内容を覚えられるところまでは向上しません。

例えば鈍足で100 M を走るのにどうしても18秒とか20秒かかる人がいます。

そういう人に筋力トレーニングなどを積ませ良いコーチをつけてフォームを矯正したら100 M 13秒ぐらいまではタイムを短縮できるでしょう。

しかしもともとその素質がないのであるからどう鍛えようが絶対にカールルイスやフローレンスジョイナーと並んで走れる総力まで向上することはできないのです。

速読法を身につける以前で覚えるまでに10度の読み返しを必要としていた人は見つけた後もやはり10度の読み返しを必要とするでしょう。

結果として記憶できるまでの所要時間が大幅に短縮されるから、速憶術 なのです。

これまでの記憶術と異なり、何か要領のようなものを要求しない、とにかく覚えるまでひたすらスイッチバックして繰り返して、

なお以前よりも時間を短縮するそれが端的に入って速憶術ということなのである。

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